「かわいい」ものしか欲しくないッ!
Cancum(キャンクゥン)からバトンをいただきました。
アコギ部のワイルド姉さん福チャンです。
いやー。どうもどうも。
これが私が書く最後のあこぎぶろぐ。なんですかね。
しんじらんないね。まったくね。
気持ちはまだまだ、入部した当初の1回生のままだってのにね。
さてさて。
書きましょかね。
07's(ゼロセヴゥンス)のみなさんの流れ的に、あれですか?
第一印象とか入部当初についての回想とかですか?
男前な私のPCでは「回想」を変換するまでに
「回漕」「改装」「廻漕」「階層」「海藻」ときました。
そんな女々しい、湿っぽいwordとは無縁なんです。YAZAWAの上行く
FUKUIはね。
wetなの嫌いですからね。回想?しゃーねぇな、
HardにRockにキメてやるぜ。
4年前の、桜が咲き誇る季節のことです。
あたたかい日差し、わいわい賑やかなキャンパス。
8号館に、不安そうな顔をした19歳の女子が一人。
「友達ができなかったらどうしよう」
「浪人なのって、どう思われるんだろう」
「緊張するけど、誰かとなかよくなりたいなぁ・・」
そんな彼女は、掲示板に貼られている1枚のチラシを目にしました。
「アコースティックギター部 見学募集中」
そこには、部員の方々が愛するアーティスト名がたくさん記されていました。
コブクロ Mr.Children 山崎まさよし L'Arc-en-ciel
YUI JUDY AND MARY aiko サザンオールスターズ
スキマスイッチ B'z 徳永暁人 doa DEPAPEPE ――
その女子は幼少からのB'zファンでした。
ここには相当のB'zファン(ファン用語で"brother")がいる、
と感じました。
(※徳永暁人→B'zのサポートメンバー、doa→徳永暁人らB'zのサポートメンバーが2人在籍する3ピースバンド)
「ここには熱いB'zファンがいそうだ」
↓
「信頼できる人がいそうだ」
↓
「見学してみよう」と彼女は考え、そのチラシに載っていた連絡先に
見学希望の旨を伝え、行ってみることにしました。
すると、確かにB'zファンがいました。しかも2人も!!
「私もです!」とうきうきする彼女に、その2回生のお兄さん2人は
「そうかそうか、B'zいいよな!」とにこにこしていましたが、
彼女が「この前あった1400人限定のプレミアライブも当選したので
行ってきたんですよ!!」
と言った瞬間
彼らは 鬼 のような形相で
「死 ね やぁ ァアアアア!!!」と恫喝しました。
そのときのことは、
後に彼女の先輩や同期となる人々にも強い印象を残したそうです。
『あの瞬間あの場所だけ、すごい温度になっていた』という噂が立ちました。
死ねや、と初対面の男性たちに凄まれたわけですが、
でも彼女はそのとき「ああ、私の居場所ここかもしんないな」と思ったのです。
そして入部しました。もちろん、その2人やSWEETUNE、
はたなかさんたちのライヴ姿に憧れたこと、
そして元々ギターに興味があったことがそれを後押ししたのですが。
で。第一印象?
がみ →なんかかわいいような、変なような、みかん?和歌山?
あんじー→めがね、あんじぇらあき、細い
えみこ→髪黒ッ(←それは後に大きく覆されるのですが)
クールそうな子やな、私この子とは絶対友達になられへんな・・
男子s →この子ら入部してるの?してないの?いつやめるの?
でした☆
だって男子、基本的に練習に来なかったんだもの。
ライヴにすら来ないことがあったもの。
いつのタイミングで完全にやめるんだろうと・・。
あ、初めっからスタジオ入りするアーティスト然だった
ゆーとに対しては、例に漏れずしばらく敬語使ってましたよ。
そんな感じで始まった「あこぎぐらしのアヤってぃ」
翌年はかわいい後輩が7人も入ってきたよ。
やっぱりね、1個下の後輩ってさ、もうめちゃくちゃかわいいよね。
特別だよね。君らには想像もつかないくらいかわいいよ。
で、翌々年は可愛い後輩が19人も入ってきて。
3回にとっての1回って、もうどれだけかわいいと思うよ。
いやーもう、目に入れても痛くないってまさにこのことよ。
そして翌々々年、さらにいろいろ後輩たちがやってきたわけよ。
3つ4つ年下ってすっごく小さく感じられるよ。かわいくないわけがない。
私が1回のときだったかな、ある2回生の先輩が言ってました
『○○先輩が去年、もう1回生がかわいくてかわいくて仕方ないって
言ってたけど、その気持ちが今めちゃくちゃわかるわ。
今俺、1回がもうかわいくてかわいくて仕方ないもん』
その言葉が年々ずっしりくる。会うたび噛みしめている。
ひとりひとりいとおしすぎてしかたがねえよこのやろう
こうはいどもめが!!!
君たちとすごしてきた日々
本当に大切な私の宝物です。
楽しくてうれしくて、もうほんとに言葉にできない。
言葉で表せるようなもんじゃない
ありがとう。
一生大切にするよ 忘れないよ
ほんとにほんとに、ありがとう。
あ、上の7行、同期の皆さんにもコピー&ペーストして進呈します。
どうぞお納めください。
最後に後輩たちへ。
私が思うアコギ部のいいところについて
語っておきたいんだけどいいかしら。
アコギってねー
いろんなひとを受け入れてくれるじゃない
いろんなひとをありのままをね
Let it be!って受け入れてくれる、そんな部だと思います
あとね 純粋で熱いでしょう
それってね、非常に大切なことだと思うのです。
受け入れるってね、純粋ってね、熱いってね、
すごいことですよ。
それは心に嘘があるとできないはずだ。
心から対象に真っすぐでないとできねぇよ。それはよ。
それがアコギのいいところだと私は思う。
そしてそれを、代々代々、脈々と受け継いできてると思うんだよね。
そのやさしさと熱さ=
誰でも受け入れる、大きな皿のようなあたたかさを。
そんでさ、思うんだけれども。
ひとりひとりに皿があるのね。
いろんなひと、いろんなものを受け入れる皿。
私は君たちに何もできなかったけれど、
でも、アコギ部に在籍してる限り、
君たちの中に、どうにかしてその皿は築かれていっているはずだと思う。
と、願う。
アコギ部ならではの、いい皿。
それをさー大切にしつづけてほしいと思うんだよね。
で
この先、どんどんそれを伝えていってほしいね。
どうかそのすてきな皿をできるだけ遠くの世代まで渡していってほしい。
そして皆さんそれぞれのなかにある皿をよりすてきなものにしていって
頂きたい。
そうしたら、大きく深く丈夫にしてったらその分だけ、その皿には
いろんなものが入るからさ。
それっていいと思うんだよね。
うん、長くなったな
『つよく抱き合った仲間ともいつかははなれていくかもしれないけど
二度とは戻らない時間を 歌って笑って ずっと忘れない』
そんな歌詞がね 思い浮かぶよね
そこにギターがあったからさ
築いてこられたものがあるんだよね
ギターがなかったらさ
ないんだよねえ それらはね
ギターにも言っとこうか
Dear my guitar,
わたしにすてきな友達と思い出をたくさんくれてありがとう
(これからもよろしくね)
次は未来の"Natural Udon Cafe M'Arico-en-ciel"オーナー
まりこさんに
バトンを渡します。
さらば!