地球デビュー30周年


立冬も過ぎ鍋の美味しい季節がやって参りました。高校生になっても小さな子供に言うように「熱いから気をつけなさいよ」と注意してくれた母の声を少し疎ましく感じていたことを思い出しながら寒さを噛み締めております。


ご機嫌よう皆々様、可憐な茶髪乙女から紹介に預かりました閣下です。

早速ですが訂正がございます。「ちょっと変態ちっく」ではありません。変態です。変人でもありません。変態です。はばかられるのでここで詳しいことは申し上げませんが、この一点を覚えてくださると幸いです。私は一体何のカミングアウトをしているのでしょう。もうやめておきますね。


さて、タイトルにも書きましたが地球デビュー30周年でございます。私のことではありません。私の好きなロックバンド、聖飢魔IIのことです。

聖飢魔IIは音楽を通して悪魔教を布教するために地球へやって来た、悪魔たちによって創立された教団です。地球デビュー30周年を記念して期間限定再結集をしており、ここ大阪でも黒ミサ(ライブのようなもの)が開催されました。

今日はその時の思い出話でも、と言いたいところですが、5年おきにしか開催されず、構成員の年齢を考えると次があるかは分からない黒ミサでございます。チケットが売り切れるのはあっという間でした。

残念なことですがありもしない思い出を語ることはできません。また、この場で聖飢魔IIの魅力を語っても私の拙文では上手く伝えることができず読み苦しいだけになってしまうでしょう。

興味を持たれた方、面白いMCが聞きたい方は是非検索してみてください。百聞は一見に如かず、でございます。


すでに長くなってはおりますが、黒ミサに参拝できなかった話で終わるのも後味が悪いのでもう少しお付き合いくださいませ。

銀杏祭直前に紙粘土をこねて小道具のカオナシを作っていたのですが、その作業中に聴いていたカオナシのテーマソングについてお話したいと思います。

「さみしい さみしい」というタイトルと涙を誘う辛すぎる歌詞、軽快なメロディー、これらが組み合わさって独特の世界観を生み出しております。歌詞からは彼の悲惨な生涯の一部が垣間見えており、彼がこのような思想に至った経緯が偲ばれます。彼の幼少期に何があったのでしょう。なぜこのような歪んだ性格が形成されたのでしょう。カオナシ過去編を映画化してもらいたいです。需要ならここにあるので、是非。


乱文はほどほどにして次の方にバトンタッチしましょう。私とは相思相愛の仲、可愛い歌声の彼女にお願いします。


それでは皆様、お風邪など召されませんようご自愛くださいませ。