SBMシンドローム

素敵な紹介にあずかりました。ゆらゆらしてる“037”のおさです。
ちなみに本名は「長 明弘」といいます。「長い明るい弘い」と書いて「おさ あきひろ」です。
明るくて心の広い人になってほしいという願いをこめて今は亡き祖父がつけてくれました。
結構気に入っている名前なのですがみんな俺のことを「おさ」と呼びます。一回生の時にあきひろデビューしておけば今頃みんなアキさんアキさんと呼んでくれていたはずなのに、と思うと夜も眠れません
ちなみに弘いには、度量が大きいという意味があります。この名前の由来を漢字の意味込みで答えられたらおさ検定一級あげます。賞状を作ってあげるのもやぶさかではないです。



最近、朝一番にボックスに行き、日暮れとともに帰るみたいな日々が続いていて、会う人会う人に「こいつ、いつもいるなー」みたいな反応をされます。実際そう言ってくる人もいます。その言葉を聞くたびに、割と感慨深い気持ちになります。

意外かもしれませんが、僕は昔よりもBOXに来る頻度が増えたわけでもありません、たぶん。でも昔は言われなかった「いつも」という言葉がなぜか嬉しく響くのは、きっと自分以外の人たちが昔よりもBOXに来るようになったからなのだと思います。

そもそも「「いつもおるな」って言ってくる人がある程度BOXに来てくれないとこの会話は出来ないし、同じメンツばっかりで毎日会ってると、いつもおるなとかどの口が言うねんみたいな感じやし、内心こいつらしか来ないなみたいに思えてくる。だから、いつもいますねと言ってくれる後輩がたくさんいることが割と嬉しいんですよね。

僕が一回生のころは同回も先輩も今ほどは来なかったし、当時はまだBOXのカギがナンバー式じゃなくて普通の南京錠で、そろそろナンバー錠に移行するみたいな時期でした。だから入部して最初のころとかは鍵がもらえなくて先輩が来ないとBOXに入れなくて昼休み中ずっとBOXの前で先輩を待つなんてことが頻繁にあって、システム上の欠陥を呪うことも多々ありました。だから余計に、活気のないサークルという感じがして。
いつもどの先輩がカギ開けてくれてたかはもう忘れてしまいましたが、朝早い時間に練習しに来る後輩や、昼休みのBOXでごはんを食べる後輩と話していると、閑散としたキャンパスの隅でぼーっと雲とかを見てたことをふと思い出して、にぎやかになったなぁなんてことを思うわけです。

歳を取ると感傷的になっていけませんね


話は変わりますが、BOXで一人だれか来るのを待ちながらギターを弾いていると、変な物音がすることがあります。でもギターを弾くのをやめてじっとしてみても、何も起きない。空耳かな?みたいな。
これと類似する事象に玄関で物音がした気がしたけど気がしただけだった現象というものがあります。近づいてくる足音や物音がしたと思ったのに何もない。あれ、なんだろう。みたいな。これって実は科学的な理由があるんですよ。
ヒトの脳というのは、本質的に異なる事象Aと事象Bとをある特定の法則Cによって複合的かつ有機的に関連づける性質があるそうです。これを簡潔に言うと人は現象に理由を求める生き物であり、脳が勝手にその理由をでっちあげてしまうものなんだそうです。今回の例なら、「物音がした気がする」のは「誰か来たからだ」というように脳が誤認するわけです。
この現象には名前があって正式な名前を「SBMシンドローム」といいます。由来については諸説あり、脳科学研究者のサミュエル・ブラウン・ミクァンスキーの頭文字をとったという説や、「だれかがそばにいる気がする」ことからStand By Meの頭文字をとったという説がありますが、真偽は不明です。































嘘です。サミュエル・ブラウン・ミクァンスキーさんはどこにもいません。SBMググるソフトバンクのページが出てきます。ソフトバンクのページをいち早く見たいときはこの略語を活用してみてください。

自分は正直者なので年々このブログで嘘をつくのが辛くなってきてはいたのですが、嘘もこれで最後だと寂しい気もしますね。
なのでもう少し話をしようと思います。

せっかくなので音楽について少し語ることにします。意外とこれが語る機会がない。MCの時に喋れやって話なんですけどあんま長々MCしてると、同回に怒られるし、なんなら後輩にも怒られる始末ですからね。みんな怖い。
まあ演奏する直前に音楽観語るとかハードル爆上がりでやりづらいことこの上ないのでいまこの場を借りて語らせてもらいます。

僕の考える理想の音楽ってなにか。
それは繰り返し聞いても飽きることがないイントロからなぜか無性に歌いたくなるようななんなら歌いながら踊りたくなるようなメロディが始まる。そんな感じの曲です。
自分で書いてて浅さにびっくりしますが、やっぱり音楽は歌ってて楽しいことが一番大事だと思うんですよね。一番を聴いて、二番から歌いだせるくらいの曲がいい。そして、暗い感じの曲が好きだから暗い曲ばっか歌いがちなマイナーなバンドの曲がいい。あと、好きな曲なのに理解できないというか、追求する余地があるというか、なんでこんな音に聴こえるんだろうみたいな、すこし自分の世界を広げてくれる曲なら完璧。上手くは言えませんが、そんなよくわからないもやもやがとても心地よくて脳を揺らしてくれる感じがして好きです。

つまり、僕は暗くてキャッチ―でよくわからない音楽を作る米津さんが好きだってことです。
とても単純な話でしたね。

長い話でしたがここまで読んでくれてありがとうございました。

お次は、なんだかんだライブ組めてうれしい、名字が2音節仲間の彼女です。


追伸 好きなものの話

好きなものは割とたくさんあります。ねこをなでるのも好きだし、料理作るのも好きだし、体動かすのも本読むのもアニメ見るのも漫才見るのもすきです。
でも、一番は漫画だと思います。勘のいい方はもう気付いているかもしれませんが、俺は無茶苦茶漫画好きで人生の8%は漫画を読む時間で埋められている気がするくらいには好きです。毎週のようにコンビニで立ち読みしてます。このまえたっくんに立ち読みしてるのが見つかってたみたいでかなり恥ずかしい思いをしました。

漫画は荒唐無稽な話から無駄にリアルでシリアスな話もある上に、絵がついてていろんなキャラクターに感情移入しやすいので、たくさんの人生を体験することが出来ます。おまけに、小説だと場面を正確に思い描けないこともあるし、アニメだと決められた時間ずっと画面の前にいなきゃいけなくて窮屈なので、漫画は話が分かりやすくて、自分の好きな速度で読み進められる分、お得なメディアですね。こういうお手軽で、自由なところが気に入ってます。

きっかけはというと、父がONE PIECEの27巻を買ってきてくれたことです。当時はそれが最新刊でした。
27巻の次に29巻を買ってくるいろんな意味で抜けている父でしたが、子供のころの僕は単行本というものを読んだことがなかったので200Pもストーリーが読み進められることが結構うれしかった記憶があります。
こういった思い出もあって僕は空島編が割と気に入っているんですが、みなさんはいつのONE PIECEが好きでしょうか。そもそも最近の人はONE PIECEとか読まないんでしょうか

ちなみに僕のおすすめの漫画はヨシノサツキさんの「ばらかもん」です。書道の名家に生まれた青年がひょんなことから五島列島に飛ばされ、田舎の子供や田舎のおじさんと触れ合って成長していく漫画なんですが、とてもやさしい気持ちになれます。
読んだよーって人は今度感想聞かせてください。