きっといつまでも

まゆちゃん、紹介ありがとう!四回生の吉元です。
まゆちゃんがアコギ部に帰ってきて、また演奏を聴けたり一緒に組めたりするのがとても嬉しいです!

ラスベガスはあんりゃんと行ったのですが、ちょうどこれを書いてる今、再びあんりゃんと、そしてゆめたんの3人で沖縄に来ています。存外めちゃくちゃ最高の旅になってます。涙みんな、沖縄はいいぞ。


さて、春ライブが終わり、残すは追いコンのみとなりました。
春ライブ、とても素敵でしたね。個人的には、私へエールを投げかけてくれたマッサージゆっきーのファイトを思い出し定期的に目頭を熱くしています。ありがとう。


最後のブログで何を伝えようか、伝えたいことがわりと多くて迷っています。

アコギ部にいると、私はやっぱり音楽が好きだな、と改めて感じます。それも、ただ音楽が好きなんじゃなくて、大好きな人たちが奏でる音楽、大好きな人たちと奏でる音楽が私は好きなのだな、ということを実感します。



アコギ部のいいところ。

ライブができるところ。
これは去年の春にも書いた気がしますが、大人になって、月一のペースでライブができる場所、時間、一緒に演奏するメンバー、そして何より自分の演奏を聞いてくれる人、これだけの要素が揃うことは、もうないかな、と思います。めちゃくちゃ整えられた環境が当たり前じゃないのに当たり前のように存在して、それにあやかれる私は、とても恵まれているな、とライブをするたびに実感します。

仲間と一緒に音楽を奏でられるところ。
ライブ中、普段は普通に会話をして、ふざけて、笑い合って、そんなどこにでもいる普通の大学生同士が、音楽という、言葉以外のコミュニケーションをしている光景が、とてもキラキラして見えます。
音楽って、信頼関係だと思うのです。この人がこう弾いてくれるから、自分はこう歌う。そういう信頼が、個別に存在する音を縫い合わせて、一つの曲にするのだと感じます。
友達、先輩や後輩、同じ学部の人、アコギ部がなかったら知り合ってなかっただろう接点のない人、そんな人たちと、信頼が結べるなんてすごいことです。
いつもはふざけたことしか言ってなくても、演奏になるとお互いに信頼を寄せ合って、顔を見合わせて、呼吸を合わせて一つのものを作る。そういう行為ができるのは、アコギ部ならではだな、と思います。

みんなが温かいところ。
演奏終わりに、拍手をしてくれたり、よかったよー!と言ってくれたりするのが嬉しいのはもちろんなのですが、
私は、飲み会の時に、誰々のあれがよかった、という感想を同じテーブルになった人同士で言い合う時間が本当に好きです。
それは年齢とか、普段の仲良し度とか関係なく、初めて席が一緒になった人でも、演奏の感想になると話が止まなくなりますよね。
みんな、部員の奏でる音楽が好きなんだな、と感じられるから。みんなの感想を聞きながら飲むお酒は、飲み放題の、不味いはずのサワーでも、とても美味しく感じるのです。

そして、ライブの一つ一つに思い出ができて、その中の一つ一つの曲に自分だけの季節が色めくところ。
冬の曲だけど、夏の暑い中、蝉の声を聴きながらBOXまで歩いて、クーラーに当たりながら練習して、途中で飲んだ炭酸が美味しかった、そんな曲は、聞くと自然と夏の香りが漂ってきたり。
悲しい曲だけど、アコギ部のメンバーがくだらないMCで笑い合って、笑顔のまま楽しそうに弾いていた曲を聞くと、なんだか笑顔になったり。
自分だけの思い出で曲が染まっていく、そんな素敵な経験を沢山しました。


ずっといたいな、と思ってしまいます。だから、寂しいです。寂しいけど、そう思える場所があることは幸せなことだなあと思います。うん。本当に、ずっといたい。
これから就職して別々の場所に行って、もうみんなが全員揃うことがあるかどうかは分からないけど、アコギ部という場所で、誰に強制されるわけでもなく、自然と集まった人たちと、音楽を聴いて、つくって、表現して、温かい拍手と感想を送りあった四年間は本当に宝物です。
これから私に何があっても、好きな人たちと好きなだけ音楽をしたこの四年間が支えてくれるだろうな、なんて思ったりもします。

みんなありがとう。
幸せでした!

お次は、アコギ部で最初にできた友達です。四年間お世話になりました。よろしくお願いします。