繰り返す

ともちゃんのアコギ部初めての友達とは、意外にも、上野です



1回生の頃のミニライブ、新入生たちが先輩や同回生と話す中で、

1人ぽつんと、

ではなく、

1人毅然として、

椅子に座ってたともちゃんよく覚えてます



1回生のときって、1人だと余計に、周りの様子伺ったりちょっと不安げだったりすると思うんですけど

ともちゃんは今と変わらずでしたね


その堂々たる姿勢にビビってしまった私は、話しかけることができませんでした

しかし、その後の茶話会で席が近くなり、話してみたらなんやめっちゃ話しやすい子やんけとなり、謎に声優の話で意気投合し、新入生ライブ組む人おらん〜と嘆いていたともちゃんを誘い(たぶん)、椎名林檎のギプスをやるかクリープハイプのラブホテルをやるかで揉め、しかし私のゴリ押しにともちゃんが折れる形でラブホテルに曲が決まり、ともちゃんはそのことを今も心の片隅で根に持ちつつ(たぶん)、今に至ります



ともちゃんとの思い出話はほぼせんぶ笑い話なので、まだ話してもいいなと思いますが、

これではともちゃんブログになってしまうので切り上げます




冒頭から長ったらしく書いてしまったのですが、

私が思うのは、「長文失礼しました!」とか言ってくれる人ほど、全然長くないんです

たしかに自分で書いてると長く感じるけどね、それはわかる、でも読んだら一瞬です

そして、こまめにあこきぶろぐを読むようなひとはみな、長文のほうが好きな気がします

違ってたらごめん

少なくとも私はそう思ってるので、みんなもっと図々しく書いてくださいね



これが私の書く最後のあこぎぶろぐということになりますが、全然実感が湧きません

最初から最後まで、自分が4回生というのがとても不思議です

だって私が1回生のとき、4回生の人といえば、「大人の人」でした

今、私のことを大人やな〜と思って見てる1回生、絶対おらんやろと思います

そういえば今年の1回生に同回やと思われたこともありました



でもその一方でやっぱり、私はもう4回生で、もうすぐサークルを出て行く身で、かつて1回生だったあの子たちが今はサークルを運営していて、私は出口の近くにいるんだなぁっていうのは、痛いほど実感してます




マッサージも言ってたけど、私にとってもアコギ部は青春でした

恥ずかしい言い方をして恥ずかしいんですが、これ以外の言葉が思いつきませんでした



青春ってまあなんかよくわからへんけど、私の中では、長くは続かない、その時にだけ経験できる、けれど長く続いてほしいと感じるもの、だと思ってます



アコギ部はほんとうにやさしい人ばかりで、部全体の包容力がすごくて、集団でいるのが苦手な私でも楽しませてくれて、今まで経験しなかったようないろんなことをしました



なにより、歌全然上手じゃないけど歌いたいな〜ギター弾けたらかっこいいよな〜と思ってた私にとって、

ギターを教えてもらえて、ギターさえ弾ければ好きなだけメインボーカルを張れ(ソロで出ればいいので)、組めば誰かと一緒に演奏する楽しさも知れ、そのうえ自分のギターや歌を褒めてもらえることもあり、というのは、まじでしあわせでした


ほんとに懐の深い場所やったなと思います



なんというか、側から見ればただのサークル活動で、なんの業績も残してない内輪だけのもので、それは全然理解してるけど、

それでも、私にとってはかけがえのないものやったなって思います


この場所で過ごせてほんとうによかったです



そしてここで例のごとく、ポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一大先生の言葉を引用するんですけど


彼は言いました、


青春とは、終わるものではなく繰り返すもので、だから春という季節の文字が入ってるんじゃないですか?


と。


青春は、きっと季節のように何度も巡ってくるものだと、彼は言ってます



私はその言葉を信じたいです



やっぱり区切りとして一度は終わってしまうものやけど、でも、アコギ部で同じ時間を過ごした人たちがいる限り、また青春は巡ってくるような気がしてます



きっとみんなちょっとずつ変わっていって、昔のようにはいられんくて、それがかえってさみしくも感じるのかなとも思うけど、

でもそれも受け入れながら、またみんなで何回も青春できたらなって思います



つまり、こんないい時間を過ごしたアコギ部での出会いを途切れさせたくないなって思います



ま、みんな最後に言いたいことは同じです


またどこかで会いましょうね、絶対



そういえば

私が1,2回生のとき、先輩たちが「アコギ部は昔と全然違うからなぁ」ってさみしそうに言ってたのがすごいさみしかった覚えがあります

私の好きな今のアコギ部と、先輩の好きなアコギ部は違うのかなって



そんな風に感じるひとがほかにもいるかはわかりませんが

私は全然さみしくないし、今も昔も変わらず好きです



これからもアコギ部があたたかくて、誰かにとっての大切な場所でありますように



次は、あたたかな声と心の男の子です

私がライ企してた頃、セッティング入れるかどうかの連絡をいつも律儀にしてくれて、気遣ってくれてうれしかったなぁ

よろしくお願いします!