葉桜の候、アコースティックギター部の皆様におかれましては、益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
申し遅れましたが、私は、Pop Chaps 4回生のポジティブ☆ひろしと申します。
この度は、Pop Chaps 3回生のzoom六浪様より伝統あるあこぎぶろぐ。の順番を賜りましたので、拙文ではございますが、精一杯執筆させていただきます。
本来であればまだ順番が回ってきていない他の3回生に回すのが筋だと心得ておりますが、なんせ昨今のコロナ禍で先行きが不透明な社会情勢において、社会的な制約により、予定通りに事を運べないことが増えております。そのため、そのような状況を考慮し、今回はあこぎぶろぐ。を予定通り3回生に回してしまうのは傲慢かつ趣に欠ける行為であるとして、敢えて4回生の私が執筆する運びとなりました。アコースティックギター部の伝統あるあこぎぶろぐ。においてこのような変則的な順番の回し方をするにあたっては、かなりの葛藤がありました。しかし、今年は変化の年です。今まで大阪市立大学のアコースティックギター部として活動してきた当団体ですが、今年度からは大阪公立大学のアコースティックギター部として、そして今年度晴れて御入学された新入生の方々は大阪公立大学の新入生となります。時代は常に移り変わっていくものと認識しておりますが、その移り変わりの中でも、今年は特に大きな変化の年だと感じております。あこぎぶろぐ。の順番を変えるにあたって、今の私たちがこの大きな時代の渦に飲み込まれて私たちの自己同一性を見失わないためにも、やはりまずあこぎぶろぐ。の順番を変えなければならないという強い使命感に駆られ、この前代未聞の行動に踏み切れたのだと感じております。この行動を愚行であると思われる方も当然ながらいらっしゃると思います。もしかしたら私以外の全員がそう思っていらっしゃるかもしれません。もし私の行動が過ちであると思われている方がいらっしゃるのであれば、その方々には心よりお詫び申し上げます。もちろん、私といたしましても、この後のあこぎぶろぐ。の順番は再度3回生にお返しする所存でございます。しかし、この行動が、僭越ながら極わずかでも今後のアコースティックギター部にとって何らかの良い影響を与えることになるのであれば、それは私にとってこの上ない喜びでございます。
最後になりますが、今後ともアコースティックギター部の更なるご発展、ご多幸を願うとともに、新年度となり、何かとご多忙のことかと存じますが、どうかご自愛ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(P.S.)
なりくんから｢次あこぎぶろぐ。回してもいいですか？｣ってLINEが来て、自分が｢いや、もし他にまだ順番回ってきてない3回生居たらその子に優先的に回してあげて。｣って先輩面して言ったものの、その時に、｢いや、でも逆に3回生全員回ってないのに4回生の自分に順番回って来たっていうのであこぎぶろぐ。書けるんじゃね？｣っていう変な知恵が働いてしまい、｢なりくん、やっぱり俺にあこぎぶろぐ。書かせてくれ。｣ってわざわざ言って書いたあこぎぶろぐ。がこれです。
