劇場版大幸

うえぇぇぇぇえええい!

ういーす大幸です

2回生のトリですね



僕は今でこそこんな感じですが、高校の時とは全然キャラが違いますね


完全にいじられキャラでした

バレンタインに皆からドッキリを仕掛けられたり(恥ずかしいので内容は割愛)、
腹を痛めてトイレにこもっていただけでう○こマンと呼ばれるetc.
とにかく何かにつけていじられてましたね

決していじめられていた訳ではないのでご安心を笑


今回は、そんな高校時代の思い出を一つ。



これは高2の時の話なんですが、
文化祭に向けてクラスの出し物として皆で映画を作ることになったんです


とりあえず役者を決めることになったんですが、

T(クラスのボス的存在)「主役大幸でええやんwww」
俺「いやいやいやふざけんな笑」
皆「うえーい!!www」


みたいなノリになりまして、、、、
当然立場が弱かったので、雰囲気に逆らえず主役をやることに。。。
(実は、主役か、まあ悪い気はせんな笑 という思いもあった)


そして数日後に映画の脚本を見せられたのですが、、
お前らふざけんなと思いましたね笑


恋と友情を描く青春学園ドラマ
みたいな感じのテーマで、
主人公(俺)が片想いをしているDさんが、親友Kと付き合っている
みたいな設定だったと思います。

これを俺にやらせるのか、と。



で、夏休みぐらいから一か月ほどかけて撮影をしたのですが、、、
まあ苦労しましたね笑

朝の登校シーン、授業風景から始まり、
チンピラに絡まれるDさんを助けようとするシーン、Kとマジ喧嘩するシーンなどなど。

特に告白のシーンではしにたかったです
放課後の教室で、「俺、お前のことが好きだ!」と、Dさんに想いを告げるシーンです

今振り返ればあれはガチで公開処刑ですね笑
結局いいのが撮れるまで20回ぐらい愛を叫びました



そんなこんなで文化祭直前に撮影が終わったのですが、、、
編集がなかなかうまくいかず、
文化祭当日の朝になって編集したデータが消えるというアクシデントにも見舞われ、
文化祭の間もずっと皆で作業して、上映時間を遅らせてもらい、ギリギリ間に合いました



教室が溢れるぐらい、観客が集まっていたと思います
上映が始まり、皆楽しそうに見ていましたが、その時全てを後悔しました


自分の演技のこの上なく下手なこと笑
この世で最も不自然な「おはよう」でした


その時初めて悟りました

あ、俺ハリウッドとか絶対無理やわ、と。



上映が終わり、教室がクラスメートだけになったんです。

びっくりしましたね
その光景は今でも脳裏に焼き付いています

クラスメートの半分くらいが泣きだしたんです。
普段は無愛想な担任の先生まで、目に涙を溜めていました。


その時思いました

あ、俺生きててよかったわ、と。




その映画のタイトルが「大幸〜Daisachi〜」でした。
(ちなみに賛成39反対1で決まった)

僕がだいさちと呼ばれるようになったのは、実はこの映画によるところが大きいです。


そんなこんなで、この大幸という贅沢な名前は僕のアイデンティティですね。

親父には日々、感謝してるよ





長くなりましたが読んで頂きありがとうございました。

これにて二回生は終わりです

次は、本来なら三回生に回すところですが、
卒業を控えた四回生の方々にアコギ部への熱い想いを語って頂こうということで、四回生の方に回そうと思います。

それでは、次は、四回生
ハンター仲間の乗り名人でろにーろさんにこのブログを書いてもらおうと思います。

See you next time!!