日本500字制作委員会会長よりご挨拶

 茹だるような暑さが続き、蝉の声もすっかり耳に馴染んで夏の深まりを感じる今日この頃でございますが、アコースティックギター部の皆様はいかがお過ごしでしょうか。ということで、おはようございます。こんにちは。こんばんは。これでこの記事をどの時間帯に読んでいただいても読者の皆様にとって適切なご挨拶がきっと見つかるはずです。初めまして、日本500字制作委員会会長の徳岡です。さて、今回はこの「あこぎぶろぐ。」の執筆という大役を承りまして、私と致しましても大変光栄で、恐悦至極に存じます。拙い文章ではございますが、1人のアコギ部員として精一杯執筆させていただく所存です。最後までお付き合い下さいと言うつもりは毛頭ございませんが(何故かは最後まで読んでいただければわかります。と言って結局最後まで読ませる作戦。)、今回はどうぞよろしくお願い致します。
 まず、アコースティックギター部の中には少なからず日本500字制作委員会のことをご存知ない方もいらっしゃるのではないかと思います。そこで、今回は当日本500字制作委員会とは何かについてお話させていただこうと思います。
 当委員会は、西暦2016年(平成28年)6月、「日本語表現の日本語表現による日本語表現のためのLINE500字ステータスメッセージ」を理念に掲げ、現会長である私、徳岡 純平により設立されました。設立の経緯は、平凡で何気無い高校生活を送っていた私は、ある日LINEアカウントのプロフィール画像やホーム画像が初期設定のままであることに気付き、平凡で何気無い高校生活に少しでも花を添えようとプロフィール画像とホーム画像を初めて変更しました。そのときふとステータスメッセージ欄もこの際何か書いてみるのはどうだろうかと考え、ステータスメッセージを編集する画面を開きました。するとそこには真っ白なステータスメッセージ欄が現れ、私はその真っ白なステータスメッセージ欄に吸い込まれるかのように頭の中が真っ白になりました。そして自分はこのステータスメッセージ欄に結局何を書けばよいのかわからないことに気が付きました。私は悩みました。自分のステータスとは一体何なのか。学歴?社会的地位?それとも何か別の誇れるもの?しかしそのときの私には学歴も社会的地位も、何か誇れるものも、何も無かったのです。そんな自分がステータスメッセージを書くことに抵抗を覚えるほどに私は恐ろしく空っぽだったのです。私は空っぽの自分を少しでも満たそうと、「1年3組25番」という当時通っていた高校の学年、クラス、出席番号を必死で書いたことを今でも鮮明に覚えています。そのとき私はあることに気付きました。空っぽの空間にたった7つの文字だけがこじんまりと並べられたステータスメッセージの右上に、「7/500」という表記を見たのです。ステータスメッセージは500字も書けるのに、私のステータスはたったの7文字。ただただ悲観的にその現実を見つめることしかできませんでした。しかし、現実を見つめているだけでは現実は変わらないのです。私はこの虚無感から抜け出すにはどうすればいいか必死に考えました。今思えば、私はただ寂しかっただけなのかもしれません。500分の7しかない自分とステータスメッセージ。このとき私はあることを考えました。それは、自分が空っぽであるという事実をすぐにどうにかすることはできない。だったらいっそ自分が空っぽであることをこのステータスメッセージいっぱいに書けばいい。自分の空っぽさで空っぽの自分を満たせばいいと。私は無我夢中でLINEのステータスメッセージに特に意味の無い文章を書き連ねました。そして気付いたときには500字をとうに超えていました。その文章は本当に無意義で、読むに耐えないものでした。それでも私は、なぜか少しの充足感を得られた気がしました。ある日の放課後、クラスメイトから「ステータスメッセージが面白かった。また書いてほしい。」という旨のコメントをいただきました。それは1人だけでなく、その後何人にも渡って同じ旨のコメントをいただきました。予想外すぎる結果に私は少々困惑しましたが、その後、なんと500字ステータスメッセージを真似する人まで現れ始めました。そして500字ステータスメッセージはついに自分の高校だけでなく、他校にも広まっていったのです。そのとき私は、「500字ステータスメッセージには人を動かす力がある」と確信し、500字ステータスメッセージの振興と普及を目的として、この「日本500字制作委員会」を立ち上げました。現在は会長である私が大学に入学し、初対面の方とLINEを交換したときにアカウント名が「日本500字制作委員会会長」、トプ画が500円玉、ホーム画像が500円札、ステータスメッセージが無駄に長い500字丁度の長文ではあまりにも第一印象が悪すぎるので一旦活動を休止しておりますが、いずれ来たるべき時が来れば活動を再開する見込みです。現在、日本500字制作委員会は会長、副会長、会計、広報の計4人で活動しています。以上日本500字制作委員会について簡単にご説明させていただきましたが、何か質問等がございましたらLINEでお伝え下さい。会長である私が親切丁寧にご対応致します。また、現在日本500字制作委員会新規会員絶賛募集中です。夏の500字制作委員会新規会員大募集キャンペーン期間(6/1~8/31)につき、入会金¥100,000、年会費¥20,000×2年分がなんと無料です。「少しでも日本語の文章力を向上させたい!」、「LINEのステータスメッセージに500字丁度の無意味な長文を書いてみたい!」、「500字ステータスメッセージでもっと友だちの輪を広げたい!(下手をすれば狭まります)」、「感想文で思ってもいないことをもっともらしく書いたりレポートで本を呼んでもいないのにいかにも本を読んだかのようにあらすじやタイトルだけを見てレポートを書いたりするスキルを身につけたい!」など、理由は何であれ日本500字制作委員会に入会したい!あるいは興味がある!という方は是非ともこの機会に私までご連絡下さい!きっと素敵な500字ライフがあなたを待っています。なお、当委員会が入手した個人情報は当委員会の今後の活動に使用させていただく場合がございます。ご了承下さい。
 さて、少々大袈裟にというか、日本500字制作委員会ができた経緯などについてはかなり話を盛ってしまいましたが(正直なところ、ただただLINEのトプ画とかを変えようと思って編集画面を開いたらLINEのステータスメッセージが500字書けることに気づいて、そのときたまたま暇だったのでどうでもいいことを書きまくって無理矢理字数を稼いで500字丁度のステータスメッセージをなんとなく作ってみただけです。あと、スローガンとか目的とかその他エピソードはその場で思いついたまま適当に書きました。別に病んでた訳じゃないのでご安心下さい。でももし心配して下さっていた方がいらっしゃったらごめんなさい。)、そろそろ「あこぎぶろぐ。」らしいことも書きましょう。ということで、ここからが本題です。果たしてこの無駄に長い記事をここまで読んで下さっている方は何人いるのでしょうか。もうここまで来たら私の文章量、そしてあなたの暇さと根気との勝負です。もちろん本題というからには今までの文章よりも長いことは容易に想像がつくかと思います。じゃあ本題に入りますよ!覚悟はいいですか?あっ、その前にこの「あこぎぶろぐ。」って一体何文字くらいまで書けるんでしょうか。私は携帯のメモ帳にこの文章を書いていまして、最後に「あこぎぶろぐ。」に貼り付けようと思っているのですが、メモ帳に書き終わって「あこぎぶろぐ。」に貼り付けたときに「字数的に無理です。」とか言われたら洒落にならないので一応ググって字数制限について調べて見ます。(Now Loading…) はい、今確認したところこの「はてなブログ」にはどうやら字数制限は存在しないようです。ということで思う存分本題を書けますね!ではそろそろ本題に入ろうと思います。えーっと、そうですねぇ、とりあえず何から話せばいいのでしょうか。あっ、別に本題と言ってもさして重要なこととか有意義なことは書かないので、こんな無駄な長文に付き合っている時間がない方は、はっきり言って最後まで呼んでも時間の無駄ですので読まなくても大丈夫です。まぁここまで読んでしまったら最後まで読みたくなるという人間のさが的な気持ちも分かりますが、個人的にあまりオススメはしません。その時間を勉強なりギターの練習なりに宛てた方がよっぽど役に立つと思います。あっ、何度もお待たせしてすみません。本題ですよね。えーーーっと、そうですね、いや、その別に本題書くとか言っといて実は特に書くことないとかそんなことはないです。ご安心下さい。いや、だからその授業が忙しくてあんまりアコギ部のBoxも行けてないし何書いたらいいかわからんうちに自分に順番回ってきたからヤベぇと思って、とりあえずなんか関係ないことでも書いてたらそのうち何かちょっとくらい書くこと思いつくやろとか思いながらとりあえず日本500字制作委員会のこと書いてみたけど結局何も思いつかへんし、「次は本題です」とか言って無理矢理何か書かなあかんように自分を追い込む流れを作ってみてもやっぱり何も書くことが思いつかへん上にそうこうしてたらもう締め切りやしどないすんねん!とかなってないですから大丈夫ですって!じゃあそんなに言うならとりあえずベタですが自己紹介でもしましょうか?とりあえずアコギ部図鑑に書いてないことを言うと、Pop Chaps(軽音系サークル)、生物研究会(ただただ同じ学科の先輩から過去問貰うだけのサークル)と兼サーしています。趣味は釣り、麻雀、阪神です。釣りは主にロックフィッシュを大阪南部~和歌山北部のフィールドで釣っています。好きな麻雀の役は七対子で、好きなプロ雀士は土田浩翔です。阪神で好きな選手は下柳剛福留孝介です。高校ではフォークソング部という、アコースティックギター部からエアコンとWiFiを取ったような部(要するにアコギ部とそっくり)に入っていました。実家暮らしです。核家族です。扶養家族です。自己紹介は以上ですが、恐らくもうこれ以上多くを語らなくともこの文章全体から徳岡という人間がどのような人間かが滲み出ていると思います。そして、書きたかった肝心の本題なのですが、今回はあまりにも字数が多くてそろそろ先輩に怒られそうなので、本当に残念ながら、断腸の思いですが、本題は次回私の順番が回ってきたときまで持ち越しということでご了承下さい。いやぁ、本当に残念だ。書きたかったのになー。
 では最後になりますが、今までこの無駄に長くてこれからの人生において何の得にもならない長文を読んで下さって本当にありがとうございました。私が冒頭で「最後までお付き合い下さいと言うつもりは毛頭ございません」と言った理由がお分かりいただけたでしょうか。そうです、ただただ不毛だからです。別に「毛頭ございません」と「不毛」を掛けて上手いこと言おうとしてる訳ではありません。あと、もしここまで読んでイライラしている方がいらっしゃったら本当にすみません。完全に私が悪いです。むしろフラストレーションが貯まらない方がおかしいと思います。あと、最後の最後に大事なことなのでもう1回言いますが、現在日本500字制作委員会は新規会員絶賛募集中です。夏の500字制作委員会新規会員大募集キャンペーン期間(6/1~8/31)につき、入会金¥100,000、年会費¥20,000×2年分がなんと無料です。この機会に是非ともご入会下さい!以上をもって、日本500字制作委員会会長からのご挨拶とさせていただきます。

令和元年8月24日